さて、先日Max Raabe(マックス・ラーベ)さんと、Palastorchester(パラストオーケストラ)の皆さんについて書いたわけですが、あまりにせっぼんせっぼん言ってばかりでは何なので、彼らの本業(?)のご紹介をば。
基本的にはドイツの1920~30年代の音楽で、肩の力を抜いて楽に聞けるものばかりです。
最初に断っておきますが、私、ドイツ語の知識全くありませんので、訳が滅茶苦茶でもご容赦を(´・ω・)
まずは、聞いて楽しく見て楽しいDort tanz Lulu(ルルがそこで踊ってる)。
無表情で歌うラーベさんとは対照的に、パラストオーケストラの皆さんはとっても賑やか・・・というより運動量激しそうです。
掛け合い楽しいw
YouTube - Dort tanz Lulu - buena musica de los años 30
一緒に歌いたくなっちゃいますよね。
(*´∀`)アハハ~ウフフ~♪
続いて、Wenn der weisse Flieder wieder blüht(白いライラックの花が再び咲いたら)。
日本人なら、「あれ?このメロディー聴いたことあるな」って思う人も多いのでは?
YouTube - Max Raabe - Wenn der weisse Flieder wieder blüht 2008
そう、宝塚歌劇団の代表曲として有名な「すみれの花咲く頃」ですね。
もともとはドイツ映画の主題歌なのだそうです。
それがシャンソン化されてパリで歌われているのを聞いた宝塚歌劇団の演出家の方が、日本語の歌詞を書かれたのだとか。
元のドイツ語の歌詞とはだいぶ内容が違いますが、どちらも素敵です。
ちなみに、日本語版の「すみれの花咲く頃」の歌詞は
こちら。
なんだか、ラーベさん達の来日を待ちわびるファンの心みたいな歌詞になっていますw
まあ、私の「はじめて君を知りぬ」の瞬間は、あのプルシェンコの変態エキシだったんですけれどね(´・ω・)
そして、日ごと夜ごと悩んでおりますとも。ドイツ語の歌詞に・・・(´・ω・)
そしてこれは、私が個人的にとても好きになった歌、Heute Nacht oder nie(今宵限りは・・・)です。
YouTube - Max Raabe & Palast Orchester - Heute Nacht oder nie (1)
メロディーも綺麗ですし、歌詞の内容もとても美しいです。
以下はその一部です。
Heute Nacht oder nie
will ich für dich allein nur singen
bis morgen früh
nur die Melodie:
Heute Nacht oder nie.
今宵限りは、
ただあなたのためだけに
明日の朝まで歌っていたいのです
ただこのメロディーを
今宵限りは・・・
この音源はカーネギーホールで行われたコンサートの時のものらしいですが、一番最初に歌われた曲だったようですね。
歌詞の内容と合っていて素敵な演出ですw
まあ、明日の朝まで歌っていて喜ばれるのは、ラーベさんのような歌の上手い人だけで、私みたいにそうじゃない人が一晩中歌おうものなら、その場にいる人は全く盛り上がることなく、本当に「今宵限り」になるのが関の山なんですけれどね(´・ω・`)
追記:
日本語の字幕がついたHeute Nacht oder nieの映画がありましたよ!(・∀・)
YouTube - "Heute Nacht oder nie" Daniel Schmid
