
SC4において、ラファエルを探しに旅立ったエイミ。そのせいか、『彷徨の夜光蝶』なんていうキャッチフレーズがついてしまいました。
SC2からSC3にかけて、ラファエルが邪剣を手に入れるために旅立ったときは、ちゃんと待ててたんですよね。なのに今回は待てない。これってもしかして、前回の旅から帰ったラファエルが、満身創痍で命の危険もある状態だったことがトラウマになってたりして、なんて思ってしまいます。
また今回もボロボロになって帰って来たらどうしよう・・・もしかしたら今回は帰って来ないかもしれない・・・そんな不安がエイミの中にあったのではないでしょうか。だから待っていられなくて、ラファエルを探しに行ってしまったのかも。
一方、ラファエルのほうは、どうにも「他者が自分を心配している」ということがいまいちよくわかっていない気がします。たぶん、人格が形成される時期において、何の打算もなく、純粋にラファエルの身を案じてくれていた人がいなかったからじゃないかなと。
エイミに出会って初めて、他者を心配したり、他者が傷ついたりするのが嫌だという感覚を知ることができたけれど、自分が相手をそう思うように、相手も自分を心配したり、自分が傷ついたら相手が嫌な思いをするということを、まだよくわかっていないのかもしれませんね。
なんか、×××HOLiCの女郎蜘蛛のセリフを思い出します。
「貴方を大切に思ってるモノ それを理解らず、自分を大切にしない。他者が傷つくのは厭うのに自分は傷つける。傷ついた貴方をみて貴方を大切に思うモノがどう傷つくかも理解らない」
ラファエルのこういうところも、幸せを求めながらなかなか幸せになれないことの原因の一つになっているのでしょうね。まあ、他にも色々と原因が一杯ありそうですが。
そういえば、ソウルキャリバーのキャラって、もっと自己犠牲精神の人がいたな・・・キリクとかジークとか。
この二人は罪の意識からそうなっているのでしょうね。
キリクは、シャンレンを失った悲しみや後悔を知っているのなら、シャンファのことを考えろと。
そしてジーク、一回はママのところに帰ってやれよ・・・
イラストは、真顔でエイミのドロワーズの品定めをするラファエルですw
駄目だこいつ・・・早くなんとかしないと・・・

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