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久○宏の言うところの「新ニッポン人」

■好きなゲーム・漫画とそのキャラクター■
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ニコ・ロビン サンジ(ONE PIECE)
侑子(xxxHOLiC)

■備考■
最近は、ドイツのレトロな音楽バンド、Max Raabe & Palast Orchesterがお気に入り
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今日は奈良の正倉院展に行ってきました。
平日とはいえ正倉院展。混むだろうと思って早めに行って、平螺鈿背八角鏡や白瑠璃碗など、教科書に載ってたような宝物と遭遇して来ました。
展示物の中でもちょっと面白かったのが、写経生の欠勤願などを書いた文書。
「三日間休んだけど回復しない。あと五日間休ませて。」
「今治療しなければ命に関わる。」
「壊れた自宅の屋根の修理で休んでたけど、あと○日休ませて。」
などという欠勤願の他に、
「サボってごめんなさい。これからは一生懸命やります。」
というような内容で、同僚の連署つきの始末書なんかもあったりするのです。
今も昔も、人間のやることって変わらないもんですね(・∀・)

朝の9時頃に入って、たっぷり見て過ごして、出てきたのはお昼の1時頃。なんかやけに外が騒がしい。
鹿せんべい売りのおっちゃん曰く、「今日は天皇陛下がここ通らはるんよ。」
・・・な、なんですと!?(;゚ Д゚)
「昨日はチャールズ皇太子が来はったよ。」
・・・来日中ということは知っていたけれど・・・(;゚ Д゚)
「もうすぐ通らはるらしいよ。」
・・・おおお・・・(;゚ Д゚)
なんという偶然。こんな機会は滅多にありませんよ。見に行くに決まってるじゃないですか。
沿道の歩道には警備員の人がいっぱいいる。そして、なんか日の丸の旗配ってる。
そうか、よくニュースなんかで、皇室の方々がお通りになるとき、沿道の人が日の丸を振っているのは、ああやって配られてるからだったのだな。
警備員のお兄さんたちはかなり親切で、メガホン片手に、
「あと10分ぐらいです。」
「『3』と書かれた黄色いステッカーが貼られた車が通ると3分前です。」
「これが先導のバイクです。」
などと説明して下さいます。
やがて『3』のステッカーが貼られた車が通り過ぎ、『1』と書かれた車が通り過ぎると、周囲のテンションも次第に上がってまいります。
そして、天皇皇后両陛下がお通りになる頃には、周囲のテンションはMAXに。
天皇皇后両陛下は、専用車の中からこちらに向かって手を振りながら、目の前の車道をゆっくりと通り過ぎて行かれました。
私の近くにいてたおばあさんは、「もう死んでもええわ~w」と仰ってましたw
・・・(・ω・`)
・・・私はまだ生きたいかな(´・ω・)

お昼ご飯は県庁の食堂で。安いので貧乏人の味方です。
県庁屋上の展望台でひととおりノンビリと景色を眺めた後、家路に付きました。
家に帰って夕刊を見てみると、今日のことが載ってましたよ~。
新聞によると、天皇陛下が正倉院展を奈良で見学するのは、正倉院展始まって以来初めてのことなんですってね。
ちょwwww滅茶苦茶ラッキーだったんだな私wwwwww

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久々に更新いたしました。
Galleryに吸血鬼なラファエル&エイミ親子をUPです。
ふぅ、なんとかハロウィンに間に合いましたよ・・・(;´Д`)
ま、ハロウィン過ぎたらすぐ元の絵に戻しますけどね(´・ω・`)

なんかPS3の場合、ゲイツでヨーダが買えるらしいけど・・・私は別に興味ないや(´・ω・)
ラファエル2Pの仮面パーツの名前が『マスカレード』なことにちょっとときめいています。
オペラ座の怪人を連想するのでw
(・∀・)マスカレ~ド♪

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さて、前回前々回に渡って夜来香について語らせていただきましたが、以前YouTubeで、夜来香がどれくらい男性歌手に歌われているのか調べてみた時、とっても気に入ってしまった歌い手さんがいるのですよ。
費玉清(费玉清)さんという人。
初めてこの方が歌う夜来香を聞いた時は、あまりにも自分の中の夜来香のイメージそのままで、びっくりしてしまいました。
何とも甘い、良い歌声の持ち主でいらっしゃいます。

YouTube - 费玉清《夜来香》

(綺麗な歌、綺麗な声、そして・・・綺麗な脚w)

調べてみると、費玉清さんは、台湾出身の方で、本国じゃ超有名な国民的歌手なんですってね。
なんと1955年生まれらしい。55年生まれということは・・・もう五十路越えっすか!?Σ(゚Д゚;)
み、見えない・・・もっと若い人かと思った・・・
こちらのサイトによると、費玉清さんは「親の世代の人気歌手」なのだそうで。
そういえば、最近ハマったMax Raabe&Palastorchesterも、20~30年代の歌を中心に歌ってる人達だったなぁ・・・
夜来香みたいな昔の歌もちょこちょこ好きなのあるし・・・
・・・なんか、私もう感性が若くないみたいなんだぜ(´・ω・)

歌っていない時は、冗談を連発したりモノマネなどもする、多才でおちゃめな人らしいです。
YouTubeの他の映像では、最後の歌を歌い終わる直前で、歌を中断して水飲んじゃったり、ベルトがきつくて舞台上で緩めた挙句、歌詞を間違えて歌い直したりする費さんの姿が・・・w

あともう一つ、費玉清さんが歌う『何日君再来』もご紹介。

YouTube - 费玉清《何日君再来》

ああ・・・この歌も大好きだ・・・(*´Д`)

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前回記事からの続きで、今回は私の勝手な日本語版の歌詞の解釈をお話します。
日本語版には、李香蘭版(訳詩:佐伯孝夫)と渡辺はま子版(訳詩:藤浦洸)があるのですが、ここでは李香蘭版のお話を中心にしていきたいと思います。

夜来香
(李香蘭版日本語歌詞が載っているサイト。音楽も聴けます。)

まず、私がこの歌を聞いて「男性の気持ちを歌った歌なのではないだろうか」と思ったきっかけとして、前回お話した「夜に来る香り」という花の名前の他に、「うぐいす」という鳥が出てくるというのがありました。
うぐいすといえば、あの春先に口笛を吹くような独特の美しいさえずり方をする鳥ですが、あのさえずりは、雄が雌に求愛するときのさえずりなのですね。なので、夜来香の花が女性の例えなのだとしたら、うぐいすとは、その女性を思って歌っている男性の例えなのではないだろうかと思ったのです。
では、この歌において、うぐいすはどういう状況なのでしょうか。
まず冒頭からうぐいすは「あわれ」であり「嘆く」状態であるようです。そして、「長き夜の泪」を唄っていて、恋の夢は既に消えているらしい。
つまり、この歌の中において、夜来香に例えられる女性はもう去ってしまった後であり、今や一人になった男性は、月夜にその女性の残り香の中、女性を思って眠れぬ長き夜を過ごし、泪ながらに唄っているという内容になるのではないでしょうか。
ということは、この歌の中において、夜来香に例えられる女性は実際に登場することはなく、最初から最後まで、うぐいすに例えられる男性の思い出の中の存在であるのかもしれません。

黎錦光 夜来香 現代中華通俗詩 詩詞世界 碇豊長の詩詞:漢詩xiandaitongsushi
(『夜来香』、原文と訳詩が載っているサイト)

さて、ここで原本である中国語の歌詞と比べてみますと、中国語版と日本語版とでは、歌詞の意味合いが大分違っているようです。
日本語版は切なく悲しげな内容になっていますが、中国語版はそんな雰囲気はなく、むしろ明るい南国調の雰囲気を漂っていて、甘美な夜の空気の中に夜来香を夢見ているような内容になっていますね。
さらに、日本語で言うところの「うぐいす」と、中国語で言うところの「夜鶯」とでは、意味合いが大きく異なるようで、「夜鶯」というのは、中国語における文学的な表現で、ナイチンゲールなどの鳥のことを指すようです。
そして、「夜来香」という花も、日本語版では「白い花」という歌詞がありますが、原詩には色を示す言葉は含まれていません。色々と調べてみたところ、どうやら中国においては、夜来香は白い花ではないらしい・・・?
ま、この辺は、私は中国には詳しくないのでよくわからないのですが、少なくとも日本語版は、原本をそのまま訳したものではないのですね。
あと、日本語には「色香」「匂い立つような色気」というふうに、色気が漂うことを香りが漂うことに例えたりしますが、その辺中国語ではどうなんでしょう?

ところで、もう一つの日本語版夜来香、渡辺はま子さん版ですが、こちらは悲壮感が漂うことのない内容で、どちらかというとこちらのほうが原本に近いのではないでしょうか。
どちらが良いかは、お好みで。

YouTube - 夜來香(Mambo Version) - 胡美芳

もう一つの日本語版夜来香。歌われているのは胡美芳さんという方です。

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さて、私は以前の記事で、「Max Raabe(マックス・ラーベ)氏が『夜来香』を歌って下さったのがすごく嬉しい」ということを書きましたが、今回はその理由についてご説明したいと思います。

この『夜来香』という歌、李香蘭(山口淑子)さんが歌ったことで有名で、大きく分けると原文の中国語版と日本語版、二つの歌詞があります。
そして更に細かく分けると、日本語版には「あわれ春風に~」から始まる李香蘭版(訳詩:佐伯孝夫)と、「風はそよそよと~」から始まる渡辺はま子版(訳詩:藤浦洸)の二通りあるのですが、今回は一般によく知られている李香蘭版を紹介しておきます。
ラーベさんが歌われたのもこちらの歌詞ですね。

YouTube - 夜来香 〔Stereo〕 『日本語バージョン』~ 李香蘭 【山口淑子】



夜来香というと、ほとんどの日本人は、女性の歌声で歌われている歌を思い浮かべるのではないでしょうか。
実際、日本で歌われているのは、李香蘭さんはじめ、渡辺はま子さん、胡美芳さん、テレサ・テンさんなど、女性の歌い手さんばかりです。
ですが私は、長年なんとなく疑問に思っていました。
『夜来香』という名前の花・・・「夜に来る香り」・・・なんとなく妖艶な響きがします。
これはもしかして、男性が女性を夜来香の花に例えて歌っている歌なのではないかと。

調べてみましたら、原本の作詞作曲は黎錦光(レイ・キンコウ)氏という男性によるもので、原文もなんとなく男性が歌っていることを表しているような内容になっているようです。

黎錦光 夜来香 現代中華通俗詩 詩詞世界 碇豊長の詩詞:漢詩xiandaitongsushi
『夜来香』、原文と訳詩が載っているサイト

実際、YouTubeを見る限りでは、中国語文化圏においては男性歌手が歌うこともよくあるみたいですね。
なので、私はずっと、男性歌手による日本語版の夜来香も聞いてみたいな~と思っていたのですよ。
けれど、私の知る限りにおいては、男性歌手による日本語版夜来香は聞いたことがないのです。
(唯一、米良美一さんが歌われているのは聞いたことがあるのですが・・・この方は女性のような高い声で歌うカウンターテナーなので、「男性の声」とはちょっと違うかな?w)
なので、マックス・ラーベさんが夜来香を歌っていることを知ったときは、それはもう凄く嬉しかったものです・・・!ヽ(*゚∀゚)ノ

セブンアンドワイ - CD - ルンバ天国
全部は聞けませんが、せめて試聴できるところにリンクをば。下から二番目、Disc2の3です。
私のイメージしていた夜来香の歌そのものというかんじの、何とも理想的な甘い歌声です(*´Д`)

ところで、この夜来香という歌、私は自然にテレビなどで聞いて知っていたので、今の若い世代の人もよく知っている歌なのだと思っていたのですが、最近うちの母や周囲の友達のほとんどが知らなかったことが判明いたしました。
軽くショックだったよ・・・(´・ω・)

次回は、私の勝手な日本語版歌詞の解釈をお話します。

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