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侑子(xxxHOLiC)

■備考■
最近は、ドイツのレトロな音楽バンド、Max Raabe & Palast Orchesterがお気に入り
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去る9月24日、大阪のとあるデパートの中で開催されているモディリアニ展に行ってまいりました。
中学校時代、美術の教科書の表紙が、モディリアニの描いた赤毛のおさげ三つ編みの女の子の絵だったので、私の中では、モディリアニと言えばその印象が強いですね。
あと、確かこれも中学時代だったと思うのですが、父が「モディリアニ展のチケットあるよー」と言ってくれたにもかかわらず、どうしても日程の都合がつかずに行きそびれたことがありました。
なので、今回の展覧会は雪辱戦(?)ですね。
ちなみに、今回のモディリアニ展のチケットも父がくれたものです。
仕事のコネで、美術関係のチケットが色々と手に入るらしいです。
ありがとう父にチケットくれる人。
どなたか存じませんが、あなたが父に下さったチケットは、ほぼ全部私が行かせて頂いております(・∀・)

今回のモディリアニ展の主旨は、モディリアニと妻(内妻)ジャンヌ・エビュテルヌを扱った内容。
だから、展示品はモディリアニの絵とジャンヌの絵が半々か、若干ジャンヌの絵の方が多いくらいです。
私の中でのモディリアニについての知識といえば、美青年で遊び人で早死にした人という程度のもので、妻子がいたこと自体知りませんでした。
ジャンヌって、モディリアニに比べてすごく影が薄いんですよね。
Wiki見ても、ジャンヌについての説明って、モディリアニのモデルをやってた画学生という程度にしか触れられていませんし。
今回のジャンヌに関する展示品の数々も、近年になって発表されたものらしいです。
そんな目立たない(実際、生きていた頃から内向的だったらしい)存在のジャンヌですが、私は、モディリアニを見に行ったつもりが、ジャンヌのほうに惹かれてしまいました。

ジャンヌの作品で一番最初に展示されていたのが、ジャンヌが16歳のときに描いた自画像です。
16歳でこれかよ!!(;゚д゚)っていう上手さ。
紙に書いたジャンヌの絵は、線を何本も重ねて描くのではなく、一本の線をスーッと引いて描くようなシンプルなかんじで、特に、若い頃に個人的に描いた小説の挿絵が可愛かったです。
モディリアニが、人物画ばかりで背景や風景をあまり描かなかったのに比べて、ジャンヌは、人物画も背景も風景画も描いていたそうです。

モディリアニがジャンヌをモデルにして描いた作品の中では、肩を露にしてこちらを向いているジャンヌの絵に一番惹かれました。
この頃のジャンヌは、モディリアニの子を妊娠していたらしく、肌が白く輝きを放っているように描かれています。
今回のモディリアニ展のチケットの絵がこれだったのですが、やっぱりチケットにするならこの絵だろうな~と。
今回発表されていたモディリアニの絵の中では、私はこれが一番良かったです。
貧乏だったけれども、二人が最も幸せな時代だったのですね(*´∀`*)

そんな、友人に何度も借金をお願いするほど貧乏だった生活ですが、晩年になってくると、経済面は徐々に豊かになっていったようです。
しかし、モディリアニに病魔が襲い掛かったせいか、精神面では、輝くようなジャンヌを描いた時ほど豊かではなかったようで。
モディリアニが35歳で早世した後、ジャンヌはモディリアニの2人目の子供を身ごもったまま、わずか21歳で投身自殺をしてしまったそうです。
ジャンヌの晩年の作品には、間接的にも直接的にも死を扱ったものが多く、中にはナイフで胸を刺して自殺しているジャンヌ自身を描いたものもありました。
生きていたらきっと、モディリアニの影としてではなく、1人の画家として名を残したことだろうに・・・
最後まで表に出てこないところが、ジャンヌらしいといえばジャンヌらしいのでしょうか。

会場内は、デパートの中の美術館ということもあってか、全体的にこぢんまりとしていて、休日の最終日にもかかわらず、人もそれほど多すぎるということもなく、丁度いいかんじでした。
これぐらいが疲れなくていいですね~(*´∀`)
デパート内ではブランドバッグのセールをやっていて、おばちゃんたちがすごい勢いでバッグに喰らいついていました。
あんなマンガみたいな奪い合いって、本当にあるんだなぁ・・・( ´ー`)

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