大阪・中ノ島の国立国際美術館でやってる『
ロシア皇帝の至宝展』のチケットが手に入ったので行ってきました。
このあたりに来るのは3回目なのですが、地下鉄肥後橋駅の、美術館に行くのに一番便利な3番出口が閉鎖中で、別の出口から出たら一瞬方向わからなくなりましたw
館内は、平日ということもあって、人もそれほど多くなく快適でした。
展示内容は、ものすごい絢爛豪華!どこを見てもキンキラキン!(゚Д゚;≡;゚Д゚)
12世紀頃のものから最近のものまで、お宝の数々が展示されていました。
古いものでも細工が細かいのです。特に金細工の模様が。昔の人の職人魂を感じました。
ロシアのお宝は、金と琥珀が重宝されていたようです。
私が特に気に入ったのは『お菓子の木』。
三段か四段のツリー状になっていて、中央の木の幹の部分に当たる柱を、お皿が枝葉のように何枚も取り囲んでいて、このお皿にお菓子を乗せたそうです。
これまた見事な細工で、そして一面キンキラキン。
柱部分は、「バッカス(酒)とケレス(食物)がいなければヴィーナス(愛)は凍えてしまう」の主題よろしく、一段目がバッカス、二段目がビーナス、三段目がケレスの像になっています。
賓客を招いての晩餐会のときに使用するものだそうで、お酒とおいしい料理で親交を深めようとしたのでしょうね。
この『お菓子の木』、よく見ると、一段目と二段目のお皿が、ネジを外すと取り外せるようになっています。
これだと、お菓子のせたあと取り外して洗えますよね。
でもあんなキンキラキンのもの、どうやって洗うんでしょう。水洗い?
この展覧会においていくつか出展されている金のひしゃく。
ひしゃくと言っても、取っ手の付いたおさらのような大きさなんですけれどね。
その中でも特に大きくて装飾のゴテゴテしたひしゃくを見ていたら、隣にいたおばちゃんが「これおまるみたいやなー」と発言w
おばちゃんのせいで、ロシアの至宝が金のおまるにしか見えなくなっちゃったよ(´・ω・`)
閉館時間が5時と早かったから、最後のほうは急ぎ足になってしまったのが残念でした(´・ω・`)
パンフレットに大きく載っていたクレムリンエッグは、最後のほうに展示されていたので、それだけはよく見ておきました。
豪華だけど形カワ(・∀・)イイ!!
中にオルゴールがあって音が鳴るらしいです。
聴いてみたいけど、流石に音までは聞かせてくれませんよね(´・ω・)
そして、最後の最後に感嘆させられたのは、土産売り場で展示されていた、リーガロイヤルホテル製作のチョコレート製クレムリンエッグですねw
あれまじすごかったよ!(・∀・)
でも土産売り場で展示って・・・w もっとちゃんとしたところにスペース作って展示してもいい代物だったのに。
もしかしたらあれ最終的にはお土産になるのかな。
オークションにかけられたりするのでしょうか。
