和ロリエイミをUPしました。
お世話になっているサイト管理人様方にお配りした年賀状の絵です。
暑中お見舞いの時よりお配りする枚数が増えていて、嬉しい限りです(*´ー`)
エイミとラファエルのことについてちょっと。
キャリ3のラファエルのストーリーで、エイミがラファエルを看病するエピソードがありますよね。
あれ、二人の関係性において非常に重要なイベントであったんじゃないかと思うのです。
そもそもラファエルとエイミが出会ったのは、エイミが追われているラファエルを匿ったからだったんですけど、この時のエイミは、ただ単に「警官が嫌いだから」という気まぐれみたいなもので助けたのであって、ラファエルのほうは、生まれて初めて他人に助けられたことに感動してしまったのですけれど、エイミのほうでは、ラファエルのことを思ってとか、そういう理由じゃなかったんですね。
でも今回の看病イベントでは、エイミは本当の意味でラファエルのことを助けているわけで、そこに、出会った当時から今現在までの、ラファエルに対するエイミの感情の変化がうかがえます。
一方、看病されるということには、ラファエルのエイミに対する感情というのもうかがえます。
看病されるということは、自分を曝け出して、自分の全てを相手に預けてしまうわけで、信頼できる相手でないと看病されたくないわけですね。
ことラファエルの場合、生死の境を彷徨うような重篤な状態であったわけですから、数日間は、自分ではほとんど何もできないような状態であっただろうと思います。
人一倍プライドの高いラファエルのことですから、他人に弱った自分を曝け出して世話を焼いてもらうのは、普通なら屈辱なのではないかと思うのですが、エイミにだけは、自分を曝け出し、自分を全て預けてしまえる。
まるで自分では何もできない赤ちゃんが、お母さんに自分の全てを預けて世話をしてもらうように。
以前、Text Galleryの『ラファエルとエイミの関係における考察』で、「ラファエルは、心の奥底で愛情を欲しつつも、親から愛情を与えてもらえなかったので、そんなラファエルにとってエイミとは、自分が心の奥底で求めていたものを初めて与えてくれた存在だったのかも」みたいなことを書きましたが、看病イベントもそれに通じるものがあるのではないかなと思います。
(あのテキストを書いたときは、看病イベントに関しては、キャリ2の時には明らかになっていなかったエイミ→ラファエルの気持ちばかりに目が言って、ラファエル→エイミの気持ちはあまり考えていませんでした・・・)
ラファエルとエイミの関係って、基本的にはラファエルがエイミの親なわけですけれども、時折エイミがラファエルの親であったりする部分もあるように思います。
(子供がまだ『子供』であるうちから親子関係が逆転しているのって、行き過ぎるとかなり歪んだ関係性になって歪んだ子供が育ってしまうので、その辺が微妙なところなのですけれどね)
ラファエルって、一見頭も良いし実力もあるし強い男のように見えて、実は奥底に弱い部分や未成熟な部分を抱えていたり、ラファエルとエイミの関係って、一見強固な絆のように見えて、実は危うい綱渡りのようなものであったり・・・その辺がこの二人の魅力ですね(*´∀`)
